空港用地造成工事

   開 港: 平成6年5月
   滑走路: 1,200m
   面 積: 38ha
   工 期: H.2〜H.5
   土工量: 切盛 1,590万m3
   高盛土: Max.90m

地形と地質:
但馬空港は、豊岡市の中心部から南西約5kmの豊岡市と城崎郡日高町との境界付近に位置し、標高85〜245mの丘陵地にあたります。
空港周辺の山体は新第三紀・中新世の礫岩層より形成されており、その山腹斜面は40°前後の尖峰状となっています。 また、滑走路南端部には、第四紀火山噴出のスコリア丘が発見されました。

工事概要:
切土量760万m3(中硬岩380万m3)、盛土量830万m3の切盛合計1,590万m3の大規模土工を実質2年半で完了させるために、右の表のような大型重機が投入されました。
盛土構成材は、礫岩土砂、軟岩T・U、中硬岩、スコリアと多種にわたるので、盛土の安定・沈下と急速施工を考慮して、盛土ゾーニングを法面部、滑走路・着陸帯部、余盛部に3区分しています。 また、法面はソイルセメント擁壁と厚層基材吹付工(8.8万m2)を主体としています。

  → コウノトリ但馬空港HP
投入機械(最盛期:H4.9)
ブルドーザ 95t級 D11N 6
65t級 D10N 7
46t級 D9N 3
35t級 D8N, D155A, 2
28t級 D7H, D85P 3
16t級 D6D, D65P 3
ローダ 10m3 992C 5
7m3 WA700 1
バックホウ 9m3 PC1600 1
5m3 PC1000 3
1.6m3 PC410 1
1.2m3 PC300, E300B 2
0.7m3 EX200, PC200 9
ダンプトラック 45t 773 42
40t D400D 5
25t A25B 5
クローラダンプ 5-3t C50R, C30R 3
モータグレーダ 5m級 16G, GD805A 2
振動ローラ 18-15t級 SV160, SP60, CA51 5
クローラドリル 250kg級 CDH951C 3
190kg級 CDH901, HCRC300 3
ブレーカ 2,000kg級 20X 4
1,500kg級 16X, 12X 9
散水車 10t級 3
山崎建設 大阪支店 

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