掘削土再利用連壁工法は、掘削土残土をリサイクルによって減量し、均一・高精度のソイルセメントの地中連続壁を構築するものです。

 [ 特長 ]

  • 環境保全・再資源化
    • 掘削土をソイルセメントとして再利用し、掘削残土(産廃)を減量します。
    • 再利用率は、土質によりますが、50〜70%程度です。
  • 経済性
    • 掘削残土処理を大幅に低減します。
    • 基本エレメントを1ガット掘りとして、安定液プラントを縮小できます。
    • ソイルセメント製造を場内で行い、打設時間の自由度を高めます。
    • 地上混練のためセメントロスが少ない。
    • 矩形連続壁なので、芯材間隔の任意設定が可能で、合理的な断面設計ができます。
  • 品質
    • 地上プラントで分級・粒度調整した掘削土とセメントミルクを混合攪拌し、安定した品質のソイルセメントを製造します。
    • 地上プラントで製造したソイルセメントをトレミー管で打設し、安定液と置換(水中打設)するため、均一な強度と遮水性が得られます。
    • 先行ソイルセメントをカッティングして掘削するため、ジョイント部は高い遮水性を発揮します。
    • RC地中連続壁掘削機で安定液を用いて掘削するため、大深度を高い鉛直精度で施工できます。
    • 超音波測定装置により掘削溝壁の垂直精度の確認(調整)ができます。
  • 施工性
    • 各種RC連続壁掘削機の使用により、あらゆる地盤に対応できます。
    • 先端不透水層等の土質状況の確認が容易です。
    • 低空頭、低騒音掘削機を用いることで、狭隘、近接施工が可能です。
 掘削土再利用連壁(CRM)工法研究協会
 工事報告書 pdf. :首都高大宮線OE22-4            山崎建設(株)

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